11月21日発売「鉄道ジャーナル」2019年1月号に、記事を2本寄稿しました。
表紙が新年感いっぱいで、「もう年末?」と驚き、そしておびえています。

寄稿した2本のうち、1本は「実録えちてつ物語」という記事です。
まもなく全国公開の始まる映画「えちてつ物語」にかこつけて、地元の三セク、えちぜん鉄道のアテンダントさんに密着取材をさせてもらいました。
アテンダントというと、ともすればアイドル的な扱いをされかねませんが、実態はまったく異なり、責任を持ってお仕事に取り組まれています。
「鉄道ジャーナル」だからこそ可能な、硬派な記事に仕上げたつもりです。
文体はいつもの感じですけどね!

2本目は、毎度おなじみ「ミルクを飲みに行きませんか」第9回です。
今回は福岡県嘉麻市の「白木特別牛乳」と熊本県小国町の「阿蘇小国ジャージー4.5牛乳」を飲み歩いています。

「鉄道ジャーナル」の同じ号に2本寄稿するのが初めてなら、連載内で2か所訪問するのもやはり初めてのこと。
ゆえに表題です。
本文中では、列車、路線バス、代行バス、レンタサイクル、レンタカーと渡り歩き、さらには国鉄上山田線、宮原線で廃線めぐりもしました。

「連載をやらないか」と声をかけてもらってから、およそ1年経ちました。
福井駅前の勝木書店本店で「鉄道ジャーナル」を初めて手に取ったとき、こんな将来を予想できたでしょうか。いや、できない。

先日、朝っぱらに変なところで編集部の方と出くわし、アドバイスをいただきました。
アドバイスは消化の途上にあります。
私にとって「鉄道ジャーナル」は、いまだ「憧れの雑誌」なのですが、そろそろ「憧れ」と言うのはやめるべきなのかもしれません。
直接的に言われたわけではないものの、そう解釈しています。

どうぞ、今号もよろしくお願いいたします。