2018年3月20日発売「旅と鉄道」2018年5月号は、表紙のとおり「廃線紀行」がテーマです。

表紙の右下に視線をずらしていただくと

可部線を歩く 旅人 今尾恵介

とあります。
もっと目を凝らしていただくと

碓氷峠 ヨコカルの記憶

とあるのもおわかりになるはずです。
それでは「心の目」で見てみましょう

碓氷峠 ヨコカルの記憶 旅人 蜂谷あす美

と浮かび上がってくるではありませんか。

廃線紀行として2月の碓氷峠に行ってまいりました。

考えてみれば「旅と鉄道」でまっとうに書くのはこれで3回目ですが、1回目は「みなかみ町で蕎麦打ちとラフティング」、2回目は「アニメと鉄道の解説」、3回目は「歩く」と、全然列車に乗っていませんね。

ちなみに今回はカメラマンの人と同行させていただいたので、はちやの「後ろ姿」と「指」が載っています。
歩いてるときにカメラを向けられると、「右手と右足一緒に出てないか?」と不安になりますし、食事シーンでカメラを向けられると、「箸の持ち方ってこれでいいんやっけ」と親のしつけを思い起こすことになります。

さらにいうと、今回は編集の方も同行してくださいました。
「みなかみ町で蕎麦打ちとラフティング」のときには、「新幹線で隣に座ってる人がカメラマンの方だから。あとはよろしく! いってらっしゃい!」と指定席券渡されたので、「あ、たびてつさんはこういう感じね!」と納得していたのですが、あれはどうもイレギュラーだったようです。

先日発売の「新潮45」とはまったくテイストの違う紀行文に仕上がっています。
どっちも楽しく読んでいただけると幸甚です。

余談:本文にはちゃんとクレジットあります。